BIOSTAR TPower X58A

LGA1366は以前から試してみたいと思っていたのですが、CPUもマザーも高価な為なかなか手が出ませんでした。
先日運良く在庫処分?特価品を入手できましたので、今更という感じですがいつものようにご紹介します。

 フェイスで購入
 箱がでかいです

 付属品
 箱の割にはスカスカ?







 TPower X58との違いはLANと1394の有無





 SLIとCF両対応



 サウス



 トリプルチャンネルなので3本単位です



 いつか使うと思って買っておいたZM-CS4A



 CNPS9700/9500シリーズ用1366対応リテンションキット



 装着イメージ











 クリップを潜らせて



 ドライバーがフィンにぶつかるが
 こちら側を先に締めれば何とかなる



 交互に締めながらこちら側を最後に締める



 これでトリプルチャンネル



 点火!



 気になる温度(起動から約30分)
 思ったよりも温度低いですね



 以前Gateway FX6801-27を1週間程お預かりした時は
 ノースが100℃を超えてシャットダウンした経験があります

 何でファンつけねぇんだ?等と思っていましたが
 ヒートシンクの作りや密着が良いのかもしれません



 ちなみにFX6801-27のヒートシンクは小ぶりで
 しょぼいのですが、厚い熱伝導シートを剥がして
 グリスを塗り直すだけで大幅に温度下がります



[環境]
CPU:Core i7 920/ZALMAN CNPS9500 AM2(ZM-CS4A)
メモリ:Kingston KHX14400D3K2/2GN 1G×3
VGA:MSI RX3870-T2D512E/SAPPHIRE HD3870@2wayCF
HDD:WD5000AAKS 500GB
OS:XP sp3/1600*1200
電源:CORSAIR CMPSU-750TXJP 750W

SLBCH/C0



 まずは最新のBIOS(Beta)に更新
 これで6coreも動く



 KHX14400D3K2/3本使用
 SPD(Default)
 DDR3-1066 CL7-7-7-20@1.5V
 EPP2
 DDR3-1800 CL8-8-8-24@1.9V



 今まで1800で動いたためしがない





 定格/TBon/HTon
 起動時からTBが効いてx22です



 タイミングAuto









 今度はこちらで



 Manualに



 Turbo boost off



 HTもoff



 電圧Auto
 少々高めになるのかな?



 TBoff/HToff
 ちゃんとx20/4スレッドになっている



 当たり前ですがスコア落ちます



 ALU,FPU共に落ちている



 今度はベースクロックのみ上げます



 BCLK 140



 2.8GHz/TBoff/HToff



 メモリも若干上がります





 2.66GHz/TBon/HTonの方が若干良い



 2.66GHz/TBon/HTonよりも
 こちらの方が若干良い
 メモリは当然こちらが勝る



定格
2.66GHz/TBoff/HToff
2.8GHz/TBoff/HToff
3DMark06
16435
15812
16389
SM2.0 Score
6381
6251
6494
SM3.0 Score
7333
7249
7478
CPU Score
5327
4661
4858
CrystalMark/ALL
220168
213432
224117
ALU
51392
49023
51500
FPU
57552
54708
58070
MEM
42411
42675
45575
HDD
11101
10751
11353
GDI
10281
10100
10273
D2D
3918
3933
3982
OGL
43513
42242
43364

以上の事からTurbo Boostがちゃんと動作しているのが分かりました。試してみると中々良い機能なのではないかと思います。

 続いてこのC0の限界を探っていきたいと思います
 (※限界と言ってもVcore1.3V〜1.4Vまでを予定)
 先ずはBCLK 160



 BCLK160だと1600MHzが選べる
 (133は800,1067,1333,1600,1867,2133MHzとなる)



 1600ならいつものタイミングで動くだろうという事で



 8-8-8-24-てな感じで設定してみたがまともに起動しない
 恐らくtRRD,tWR,tWTR,tRTP,tRFCの値が原因だと思う
 MSIだと分からない所はAutoに出来るので楽なんですが...
 時間をかけて色々試す必要がありますね



 ちなみにSPDはここでも拝める



 CPU Vcore Auto
 DRAM Voltageはメモリでこけるのを防ぐ為最初から1.8Vに設定
 DDR3初期のOCメモリの為1800@1.9Vです



 3.2GHz/TBon/HTon



 1600MHz設定/タイミングAuto









続いてBCLK180/電圧Autoでやっていて気付いた事があります。元々電圧が高めに設定されてしまうM/Bのようですが

 BCLK 180/DRAM Auto



 BIOSTARお馴染みの起動時のハードウェアモニター

 CPU Vcoreがなんと!1.408Vになっている
 電圧Auto設定というのはこういうものなのでしょうか?
 CPUZの表示では気が付かなかったので少々驚きました



 CPU VcoreをAutoからSPECに変更



 DRAM Voltageも1.7Vに



 CPU Vcore:1.232V/DRAM V:1.776V
 これでも少々高めです
 BIOSTARは電圧下げられないのが欠点か?



 3.6GHz/TBon/HTon



 タイミングAuto





 もうちょいで20000だ



 やはりトリプルは凄い



 続いてBCLK 190



 Vcore +0.06から



 Vcore +0.12までは起動も無理



 Vcore +0.14で





 3.8GHz/TBon/HTon
 何とか起動した



 しかしここでフリーズ



 今度はTBだけoff









 1回目
 おっ!20000超えた



 2回目
 まぐれか...



 1回目



 2回目



 更にHTをoff



 1回目



 2回目



 1回目



 2回目



HTTはPentium4 3.06GHz(FSB533 Northwood)からの機能だったと思いますが、今のQuadCore時代に必要な機能なのでしょうか?

 最後に目指せ4GHzという事でファンを追加



 +0.1Vでも起動したがCPU testでこけたので+0.14V



 4GHz/TBoff/HToff







 1回目



 2回目
 まぐれではなさそうだ



 1回目



 2回目



 4GHzアイドル



 3DMark06時



 ベンチ終了後のHM
 3.3Vが1.41V?
 BIOSTARの電圧意味不明



C0という事でここまで出来るとは思っていませんでしたが、何とか目標は達成できたかと思います。
まぁこのマザーボードのおかげですね。正直BIOSTARのイメージが変わりました。作りもしっかりしているしお勧めです。
[2010/6/5]

 

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